ゾス!私はなぜ期間従業員になったのか

ブログ記事

私は新卒で東証一部の某会社に入社した。
営業の仕事にも慣れて幸せな生活を送っていたのだが
ある出来事が状況を一変させる。

それはT課長が転勤でうちの部署の来たからだ。
絵に描いたようなパワハラ野郎で見た目は伊勢谷友介に似ている。
あれ系の顔をしている人を見ると、今でも警戒してしまうほどのトラウトだ。

課長に目をつけられた私は精神的にも肉体的にも追い詰められていった。
好物を食べても美味しくない。
外に出掛けても楽しくない。

仕事も人間関係にも疲れ果ててしまった。
会社を休むようになり、会社を辞めてしまった。
結局は逃げ出したのだ。

転職活動では営業職を避けていた。
雇用条件で妥協すれば他業種でも転職できたのだが
くだらないプライドが邪魔をした。

ドラゴンボールのベージータなみのプライドだ。
実態はサイバイマンなのに。
ヤムチャと同じで勘違い野郎だった。

私の希望する条件で営業経験しかない私を雇ってくれるところは無かったのである。
当時は埼玉県に住んでいた。
アルバイトでもしようと考えている時にホンダ期間従業員募集を見かけたのだ。

家から近いと単純な理由で応募した。
他社を特に調べる事もなかった。
それが期間従業員への入口。

面接にスーツで行ったのだがスーツなのは私だけだった。
面接とクレペリン検査をした。
面接した内容はアルバイトの面接みたいという感想。

これは受かったと感じた。
面接官の人と雑談になり雰囲気も良かったからだ。
年齢が若くてコミュ力があれば落ちる人は少ないのだろう。

結果は合格だった。
期間従業員しながら資格の勉強でもしようと考えていた。
そんな同じ考えの人が期間工の中にいるのではないのだろうか?

それが実行できれば今も期間工していないわけだ。
期間工は麻薬のようで甘い。
この環境に慣れてしまうと大変危険なのである。

家に持ち帰りの仕事はないし。
数字に追われるようなノルマもない。
目の前の作業をこなしていくだけだ。

負の期間工スパイラルが開幕である。




コメント

タイトルとURLをコピーしました